【男の育児】そして父になる。~5~【体験談】

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妊娠中期に突入する妊娠14週(諸説あり)を迎え、健診も今回で4回目。しかし今回の健診では、血液検査の結果や胎児の首のむくみなどを見ると言われていたので、妻も私も緊張しながら健診の日を迎えることになった。仕事中もずっと「赤ちゃんに異常が見つかったらどうしよう」という考えが頭を巡っており、夕方にきた妻からのLINEの件数を見て「6件!?これはどっちのパターンなんや…」と恐る恐る内容を確認したのだった。

4回目の健診〜妊娠14週〜

結果からいうと妻の血液検査の結果は異常無しで、赤ちゃんも現時点ではダウン症などの心配はなさそうとのことだった。そのため出生前診断も特に勧めないと言われたようだ。この結果にひとまず安心した私は、妻がエコー中に撮ってきてくれた動画を見ることにした。

動画では赤ちゃんの首の後ろのむくみや鼻骨などを確認しつつ、染色体異常の可能性がある特徴を先生が説明してくれていた。正直説明に関しては「言われてみればそうかー」くらいであまりよくわからなかったが、動いている赤ちゃんを初めて見れたことはとても嬉しかった。お腹の中で手をあげたりする仕草が、オーディエンスを煽るアーティストのようで「やんちゃな子になるかもなー」なんて思ったりもした。

そんなこんなで順調に進んでいると思っていたが、今回は不安要素の話もされたらしく健診から帰ってきた妻は心配そうにしていた。「胎盤の位置が低い」と言われたらしい。このまま胎盤の低い状態が続くと前置胎盤あるいは低置胎盤といい、ほぼ100%帝王切開になるとのこと。ただ、「子宮が大きくなるにつれて胎盤もあがってくる可能性が十分ある」と言われたので、またしてもモヤモヤすることになった。

出生前診断について

私たちの場合は、悩んで決めかねているうちに健診で「特に勧めない」と言われたため、今回は特に何もしないことにした。もし出生前診断が気になっている人は、その旨を先にパートナーに伝えて話し合い、ちゃんと調べておく必要がある。ちなみに私たちは、受けるならNIPTという検査をしようと考えていた。

「NIPTって何?」という方に簡単に説明すると、NIPTは妊娠10週から受けることができて(比較的早い)、母体や胎児への負担が少なく(採血だけでOK)、精度が高い(他の非確定検査と比べて)という、日本では2013年から導入された新型出生前診断のことである。

「出生前診断として優秀やん?」と思われるNIPTも、アメリカのように一般的な検査になっているとは言えないのが日本の現状だ。受けられる施設に認可された施設と非認可の施設が存在したり、認可された施設で検査を受けるためには35歳以上などの条件があったりとややこしく、簡単に受けることができないことから“積極的な検査を推奨していない”ことがわかる。そもそも賛否のある出生前診断という性質上、仕方のないことなのかもしれないが。

しかしそんな日本のNIPT事情に2022年、変化があった。日本医学会の指針で“推奨は厳に否定されるべき”とされてはいるが、年齢制限を無くしたり認定施設の条件をゆるくしたりという動きがあったのだ。これにより今後もっとNIPTが拡がる可能性が高くなったといえる。出生前診断の賛否に関係なく、調べたこと、悩んだことが産まれてくる赤ちゃんのことをリアルにしっかり考えるきっかけになることは良いことだと私は思う。

冷蔵庫問題の行方

前の記事で書いた通り、我が家では冷蔵庫の買い替えを検討するところから始まった話し合いが転居の検討にまで膨らんでいたのだが、GWが目前に迫り、転居する場合の妻の体調などを考慮するとそろそろ結論を出さないといけなくなっていた。

冷蔵庫問題の発覚後、子供のための貯金をどうしていくか(生活費の見直しも含む)や、赤ちゃんを迎えるために必要なものを調べたり、現在の家で子育てをする場合の部屋のレイアウトも話し合った結果、「住まいはそのままで、冷蔵庫は家に入るギリギリのものを買う」という結論を出した。あとはお目当ての冷蔵庫が安くなるのを待つだけだ。

妊婦のむくみとの闘い

突然だが妊婦はよく“むくむ”らしい。新人パパのバイブルで、私の愛読書でもある“初めてのたまごクラブ付録のPAPA BOOK”によると、妊娠中期〜後期にかけて特に下半身がむくみやすくなるとのことだ。

例に漏れず妻も妊娠中期に入る頃にむくみが気になり始めたようで、就寝前に決まって私に「足を揉め」と言うようになった。とりあえずバイブルに収録されているマッサージを実践してみたがあまり効果は無く、ネットに散らばるむくみ対策を実践していくことにした。ちなみに妊婦には“指圧してはいけないツボ”があるので、自己流やむくみに効くというだけでいきなりマッサージや指圧はせず、キチンと妊娠中に行っても良いかを聞いたり調べてから実践するようにしよう(私は後から知って、かなりヒヤッとした)。着圧ソックスなどのアイテムからマタニティヨガなど色々とむくみ対策を実践してみたが、妻の場合は着圧ソックス(昼夜両方)と友人からプレゼントされた足のマッサージ機がお気に入りのようだ。手を替え品を替えむくみと闘う妻をみて、「やっぱり妊婦は大変やなー。俺もサポート頑張らないと」と改めて思う一方で、風呂上がりにも関わらず靴下の形がついたままの自分の足を見て「あれ?俺のがむくみ酷くない?」と思うのであった。

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